糖尿病血糖コントロール法

ツライ運動なし、糖尿病食なしの血糖コントロール法

サイトトップ > 2型糖尿病

2型糖尿病

2型糖尿病(にがたとうにょうびょう)は「インスリン非依存型糖尿病」ともいい、インスリン分泌低下と感受性低下の二つを原因とする糖尿病である。
欧米では感受性低下(インスリン抵抗性が高い状態)のほうが原因として強い影響をしめすが、日本では膵臓のインスリン分泌能低下も重要な原因である。
少なくとも初期には、前者では太った糖尿病、後者ではやせた糖尿病となる。
遺伝的因子と生活習慣がからみあって発症する生活習慣病。
糖尿病全体の9割を占める。
基本的には除外診断によって診断していく。
気をつけるべき点としては2型にみえる1型糖尿病が存在するということである。
SPIDDM(slowly progressive IDDM)と言われるものがある。
1型にしては30〜50歳で発症と発症年齢が高く、臨床像は2型そのものだが徐々にインスリン依存状態に陥っていく。
こういった患者は抗GAD抗体が持続陽性となっており、検査をしないと1型とわからない。
SU剤が一時期効果あったかのようにみえることもあるが基本的に1型糖尿病であるのでSU剤は進行を進める作用となるので注意が必要である。


糖尿病の分類一覧